競売になってしまうデメリットを教えてください

競売は債務者や不動産所有者にとって非常にデメリットの多い売却手段になります。 ◆安値で売却されてしまい、借金が多く残ってしまう 競売市場は不動産会社の仕入れの場となっているため、相場の6~7割で取引されてしまいます。結果、借金も多く残ってしまうことになります。 ◆引越費用などの現金を受け取ることが出来な...

競売は債務者や不動産所有者にとって非常にデメリットの多い売却手段になります。

◆安値で売却されてしまい、借金が多く残ってしまう
競売市場は不動産会社の仕入れの場となっているため、相場の6~7割で取引されてしまいます。結果、借金も多く残ってしまうことになります。

◆引越費用などの現金を受け取ることが出来ない
競売は強制的にその家の住人を追い出すことができる売却手段になります。そのため任意売却では貰える引越費用を落札者から貰うことはできません。

◆住み続けることは出来ない
競売は不動産会社が再販目的として仕入れる場になります。投資用不動産出ない限り、そのまま住み続けることは極めて難しくなります。

◆近隣住民への情報流布
競売になってしまったことはインターネットやチラシ等にも掲載されてしまいます。結果、近隣住民に知れ渡ってしまう確率は非常に高くなります。

任意売却という手段がある限り、競売で自宅を失うことはとてもデメリットの多い売却手段になります。

唯一メリットがあるとすれば、何もしなくても良いとういう点になりますが、少しでもより良い生活再建環境を整えるのであれば、競売を避け任意売却することをおすすめします。

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この回答の著者

烏丸リアルマネジメント株式会社
代表取締役
矢田 倫基

宅地建物取引士
任意売却コンサルタント
NPO法人 住宅ローン問題支援ネット 理事

これまでに1,200件を超える住宅ローン返済・滞納問題を解決してきた、任意売却のエキスパート。数多くの住宅ローン困窮者を救ってきた面談は「心のカウンセリング」と呼ばれ、関西圏のみならず全国から相談者が後を絶たない。

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